[2359] 93歳母、72歳息子を世話…
障害者、親が介護9割
進む高齢化
体力限界
「きょうされん」調査② 2011年1月17日 22時17分
地井和夫 さん
介護者の64%が負担や不安について書き込みました。「常に支援が必要なため、負
担やストレスになる」「親になにかあった時が心配」「親亡き後の生活を考えると不安で
たまらない」「親が高齢になったため、精神的・体力的に限界」など痛切な訴えが多く
寄せられています。
自立支援法の欠陥明らか きょうされんの小野浩政策・調査委員会副委員長の話
高齢の親が子どもをみている
状況がこれほどあるのかと驚きました。もはや親の介護負担は限界に達しています。
今回の調査は改めて障害者自立支援法の問題や欠陥を明らかにしたといえます。同
法はサービス選択の保障や自立の支援を掲げながら、家族介護の実態と負担はまっ
たく解決していません。原因は、応益負担とともに障害程度区分による抑制や支給量
制限にあります。子どもが成人に達しても親が支えるものという考え方を法律や制
度、行政体質から払拭(ふっしょく)し、サービスをいつでも、どこでも、だれもが利用で
きるように公的制度として確立することが求められています。
(略)
93歳母、72歳息子を世話…/障害者、親が介護9割/進む高齢化 体力限界/「きょう されん」調査
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2011-01-13/2011011301_01_1.html
0 件のコメント:
コメントを投稿