[2300] 江戸甲冑の加藤一冑氏が名誉都民に選ばれました 2011年1月3日 19時23 分
石原慎太郎 さん
東京都では、文化、学術、芸術などの功績をたたえ、都民の敬愛の対象とされる
方々を「名誉都民」の称号を贈っています。 平成21年度東京都名誉都民は2名選ばれ、うち1名に江戸甲冑の加藤一冑氏(76
歳)が選ばれました。 なお、もう1名は、福岡ソフトバンクホークス株式会社取締役社長・財団法人世界少
年野球推進財団理事長の王貞治氏(69歳)です。
平成21年9月24日、東京都庁において「東京都名誉都民顕彰式」が開催され、石
原知事から名誉都民称号記が贈呈されました。
石原知事は式辞で「加藤一冑さんは、日本の伝統芸術、伝統工芸である甲冑、これ はもう世界に類を見ない、凝った意匠、ファンシーなデザインで日本人の歴史を懐古
するのに有力な媒体となる甲冑を日本の超名人の一人としてこの世界に誇る文化を
守ってこられた。このような伝統文化が世界の中での日本の存在感を高めている。」と
名誉都民の功績を称えました。 加藤氏は「思いもかけず顕彰をいただきまして、ありがとうございました。親族、業
界、研究者、皆大変喜んでいます。
私はこれまであまり表に出なかったのですが、精
神障害者の社会復帰施設の役員をしておりまして、そちらでも東京都には大変お世話になっています。今回の顕彰は100人ほどいる施設職員やメンバーなども喜んでくれ ました。今後とも、生涯現役で仕事に励んで生きたいと思います。」と語りました。
0 件のコメント:
コメントを投稿