[2149] 自立支援法 「延命」案を断念し基本合意の尊重を② 2010年12月1日 16時 41分
レオン さん
言葉を言い換え 改定案には発達障害を障害の対象に含めることを明確にするなど障害者の願いを反
映した部分もあります。最大の問題点は、基本合意では2013年8月までに自立支援
法廃止を約束しているのに「廃止」が明記されず、自立支援法を「延命」する余地を残
していることです。 同法案について違憲訴訟全国弁護団事務局長の藤岡毅弁護士は「『応益負担』とい
う仕組みを残したまま軽減措置部分を『応能負担』と言葉だけ言い換えた」だけで、
「根本的な見直しとなっていない」と批判しています。(本紙11月22日付)
「一元化」危惧も
また、障害児施設の偏在解消を理由に、知的障害・肢体不自由、難聴幼児など障害
別で設置している施設を、どのような障害でも利用できる施設とすることが盛り込まれ
ており、人員配置基準が異なる施設の「一元化」に危惧する声もあがっています。
切実な願いである低所得者の医療サービスの無料化についてもふれていません。 日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は、11月17日の厚生労働委員会で、「旧与党の
枠組みを広げながら生まれる新しい法律が期待した内容とは大きく違うものにならざ
るをえない」と指摘。法案提出を断念して、基本合意と障害者の意見を尊重するよう求
めました。(前野哲朗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik10/2010-12-01/2010120102_02_1.html
……コメント抜きで、紹介しました。
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