[2148] 自立支援法 「延命」案を断念し基本合意の尊重を① 2010年12月1日 16時 40分
レオン さん
2010年12月1日(水)「しんぶん赤旗」
自立支援法
「延命」案を断念し基本合意の尊重を
会期末を迎えた国会で障害者自立支援法の「延命」法案の成立を許さないたたかい
が焦点になっています。 同法案は衆院で民主、自民、公明などの賛成多数で可決され、参院厚生労働委員会
にかけられています。国会周辺では連日、障害者団体が廃案を求めて行動していま
す。 旧自公政権が強行した障害者自立支援法は、サービス利用料の1割を負担させる
「応益負担」を盛り込んだもので、障害者はじめ国民の強い批判をあび、民主党は同
法の「廃止」を公約して政権に就きました。鳩山政権は、自立支援法を「憲法違反」と
提訴した原告と1月に基本合意を交わし、「人間としての尊厳を深く傷つけた」と反省
の意を表明。政府内に障害者が参加する障がい者制度改革推進本部を設置し、新し
い法律の検討をすすめてきました。ところが、その結論も出ないうちに、旧与党が立案
した自立支援法改定案にわずかばかりの修正を加えただけで出してきたのです。 障害者団体は「私たち抜きに私たちのことを決めないで」と声をあげています。
0 件のコメント:
コメントを投稿