[1969] 未来は、私たちのものだ 2010年7月14日 22時0分
レオン さん
「彼らは、自分たちとは違う存在だ」。「彼らは、自分たちよりも劣る存在だ」。「彼らは、
人間以下の存在だ」。同じ人間であるはずの「精神障害者」のことを、そういうふうに考
えている、悲しい「健常者」も、存在するかも知れません。
でも、医学は進歩します。時代は、変わります。
「昔は精神障害ではないと考えられていたものが、時代が変わって、精神障害の1つ
と考えられるようになる」こともあるのです。その逆に、「昔は精神障害の1つであると
考えられていたものが、時代が変わって、精神障害ではないと考えられるようになる」
こともあるのです。
「精神障害者」を差別している人も、本当は(未来の世界から見れば)自分も「精神障
害者」であるかも知れないのです。ただ、医学が「遅れている」ために、「精神障害者」
とは診断されていないだけかも知れないのです。
さらにいえば、医学が進歩すれば、昔は治らなかった「病気」が、簡単に治るようにな
ることも、おおいにありえるのです。
未来の世界では、「精神障害者であること」は、「目が悪いこと」と同じようなものにすぎ
なくなるかも知れません。そして、「目が悪い人が、メガネをかければ、日常生活をほと
んど不自由なくすごせる」のと同じように、「精神障害者が、良い薬を飲めば、日常生
活をほとんど不自由なくすごせる」ようになるかも知れません。そんな薬が開発される
日も、遠くはないかも知れません。
ただし、「素晴らしい未来」を実現させるためには、人類は、人類を滅亡に導く核兵器
や地球温暖化などの問題も、解決しなければなりません。
私たちと人類の未来のために、行動しようではありませんか。
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