2016年4月23日土曜日

[1945] 全ては美しい利益の名のもとに⑤ 2010年7月3日 8時7分



[1945] 全ては美しい利益の名のもとに⑤  201073 87

レオン さん

FIFAはワールドカップというブランドと、そこから生み出される商品の独占的な所有者 であり、それらの商品が無認可で売られていないか国中を探し回ったり、ブランドの市 場調査をしたりするために、およそ100人からなる法律家のチームを有してもいる。南 アフリカやアフリカ大陸の大部分の人々は、非公式な取り引きを通して商品を購入す るということや、チームのTシャツや他のスポーツ用品を得るために、400ランドを費や せる者はほとんどいないという事実にも関わらず、商品は没収されて売り手は逮捕さ れる。ジャーナリストたちは認可条項によって効果的に口封じされ、報道機関はFIFA が不評を買うような報道ができず、言論の自由は明らかに損なわれている[5] 
実に皮肉なのは、サッカーは元来、確かに労働者階級のものだったということである。 経営者や国家に踏みにじられる生活や、日々の嫌な労働を忘れさせてくれる90分間 を求める人々は、競技場で直に、安い値段で手軽に試合を見ることができた。今日の 商業化されたサッカーとワールドカップは、世界および国内の小さな陰謀集団(世界の 資本主義が危機に瀕している時に、何十億もの金を不必要に使い込む)に法外な利 益をもたらす。彼らは顧客たちに対して、うんざりするほど高給取りのサッカー選手た ちの転倒や、ほんのささいな競い合いをめぐっての競技場全体の熱狂や、彼らが巨大 な給料に値するかどうかをめぐる、寄生的な代理人を通じての言い争いを見せるかわ りに、何千ものランド、ポンド、ユーロなどをシーズンごとに請求する。試合は多くの点 から見て美を保持しており、労働者階級の魂を失っており、そしてちょうど、使い込ま れた日用品のセットのようなものに成り果てている。(続く)

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