2016年4月23日土曜日

[1944] 全ては美しい利益の名のもとに④ 2010年7月3日 8時6分



[1944] 全ては美しい利益の名のもとに④  201073 86

レオン さん 

しばしば“進歩的”だと讃えられる憲法は、政府が言い張るように、自由と平等を保障 するものとはとても言えないけれども、この新しい形の弾圧は、憲法の定める表現と 集会の自由に明らかに反している。しかしながら、反民営化フォーラムなどを含むヨハ ネスブルグの社会運動は、そう簡単には屈服せず、表現の自由協会の助けを借りな がら、開会の日の抗議デモの申請を認めさせようと努力した。けれどもデモ行進の場 所は、政府が憂慮するような種類のメディアの注目を集めないように、競技場から3 ロ離れた地点に変更させられた。   貧しい人々や反ワールドカップのデモや行動を厳しく抑圧しているのは、南アフリカの 現実を糊塗してホストの役割を演じ、高級ホテルやら宿泊と朝食、カクテル・ラウンジ に群がる人々に招待の手を差し伸べる国家だけではなく、FIFAと呼ばれる合法的な 犯罪者の帝国(ダーバン社会フォーラムからはずばりTHIEFA(泥棒)と呼ばれた)もそ うである。彼らは2010年の棚ぼたによって、12億ユーロ近くの利益を得ようとしている ばかりか、すでに報道の権利の販売だけで10億ユーロ以上を稼いでいる。   トーナメントの期間中FIFAに譲り渡される競技場、そしてその周辺の地域(通常の税 制や国内法が適用されない、文字通りFIFAの管理下、監視下におかれる“免税圏”)、 あるいは競技場への往復に使われる全ての道路でFIFAの認可しない商品を売る者、 空港への道路沿いのスクウォッターのキャンプに居残ろうとする者たちは力ずくで一 掃される。そういうわけで、ワールドカップでの売り上げを当てにしていた人々、生存 のためにもっと稼ごうとしていた人々は、“トリクルダウン”の寒さの中に取り残される。 (続く)

0 件のコメント:

コメントを投稿