2016年4月23日土曜日

[1942] 全ては美しい利益の名のもとに② 2010年7月3日 7時51分



[1942] 全ては美しい利益の名のもとに②  201073 751

レオン さん

南アフリカでは大規模な公共インフラが絶望的に不足しているが、それは特にヨハネ スブルグを含む幾つかの都市での、公共交通の分野において際立っており、ほとんど 全く何も無いと言えるほどである。68日火曜日に(ちょうど、ビッグ・イベントに間に合 うように)開通したガウトレイン(高速の地下鉄=訳者)は、この点から言えば最大の皮 肉である:この国では大多数の人々が日常的に、安全ではない民営のミニバス・タク シーを使って長距離を移動しているというのに、旅行者たちには、そしてヨハネスブル グ=プレトリア間を移動する人々には、ガウトレインという高速の贅沢な移動手段が与 えられる……空港から競技場まで、ただ一度移動するだけで100ランドも取られるとあ っては、一体誰にこれを利用する余裕があろうか。同じ構図は至る所に見られる:南ア フリカ空港会社(ACSA)は160億ランドを投じて空港の設備を格上げし、民営化された 南アフリカ国立道路公団会社(SANRAL)は230億ランドをつぎ込んで新しい有料道路 網を造ったが、これらは全部、すでに費やされた何十億かを取り戻すための出費とい うことになり、その大部分は、南アフリカの貧しい人々にはほとんど何ももたらさない。 政府は南アフリカの厳しい現実を覆い隠そうと努め、国中の地方自治体は再開発事 業に乗り出している……似たような高級市街化の手法を用いて。ヨハネスブルグだけ でも、住む家の無い15000人以上の人々とストリート・チルドレンをかき集めてシェル ターに放り込み、ケープタウン市では地方自治体が、ワールドカップの虚飾事業の一 部として、貧困地区とスクウォッターのキャンプから何千人もの人々を追い出した。ケ ープタウン市ではJoe Slovo地区の住民たち1万人を住居から追い出し、高速道路N2 に沿って移動する旅行者たちの目から隠そうとし(たが失敗し)、他の場所では競技場 やファンの駐車場、鉄道の駅を造るために住民を立ち退かせている[2]。ソウェトでは 旅行者やFIFA(国際サッカー連盟、ワールドカップを主催する団体=訳者)のための 道路が綺麗に整備される一方、近隣の学校は窓ガラスが割れ、建物がぼろぼろにな った状態で放置されている。(続く)

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