[1795] 「障がい者総合福祉法」の議論スタート―改革推進会議① 2010年2月16 日 17時40分
国士無双 さん
こんにちは、国士無双です。
いよいよ、内閣府で「障がい者総合福祉法」に関しての議論がスタートしたようです。
以下、その内容です。
内閣府は2月15日、「障がい者制度改革推進会議」の第3回会合を開き、障害者自立
支援法に代わる「障がい者総合福祉法」(仮称)の在り方などについて議論した。
会議ではまず、「障害者が地域で生活する権利」がテーマとなった。委員からは、障害
者権利条約での自立した生活および地域社会に受け入れられることとの規定を受
け、「総合福祉法」で明文化すべきとの意見が続出した。 障害者にとっての「自立」の概念については、障害者団体などでは「自己決定」とイコ
ールという共通理解があるとされた。その上で、北野誠一委員(おおさか地域生活支
援ネットワーク理事長)は、「仲間や支援者の支援などを活用して、自分で選んだ当た
り前の市民生活を生きること」とする定義を示した。 また、障害者の定義については、社会モデルやICF(国際生活機能分類)に基づいて 考えるべきとの意見が多く示された一方で、新谷友良委員(全日本難聴者・中途失聴
者団体連合会常務理事)からは、「社会モデル的な障害というのは誰が判断するの
か。個別分野で慎重な議論が必要ではないか」などと疑問が投げ掛けられた。佐藤久
夫委員(日本社会事業大教授)は「総合福祉法」の対象について、障害者の法律とう
たうのであれば、「機能障害か疾患症状があるということを確認した上でサービスの提
供対象にする、という手続きが必要ではないか」と述べるなどさまざまな論点が示さ
れ、今後継続して議論をしていくことが確認された。
次に続きます
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