2016年4月4日月曜日

[1137] イタリアのバザリア法の現状④ 2008年11月25日 17時28分



[1137] イタリアのバザリア法の現状④  20081125 1728

国士無双 さん

国士無双です。 
先程の記事の続きです。 
 また、病院に代わるサービス拠点の地域精神保健センターは、「週6日・1日12時 間」以上の稼働のものがイタリア全土で707か所。うち24時間365日フル稼働のセ ンターは50だ。この「年中無休」こそが、地域精神保健サービスでは最も大事だ。しか し、「バザリア法ができて30年もたつというのに、まだ、たったの50ですよ」とジャンニ ケッダさんは自国の改革のスローテンポにいらだちを見せた。日本に比べれば、これ でも夢のような数字なのだが。 
 180号法によって、社会的危険性を理由にしての強制治療がなくなった。「180号 法は、治安的性格を捨てた世界でも稀有な精神保健法なのです。そのうえ、私立の医 療機関が強制治療をすることも禁じました」と大熊さんが付け加えた。 
 だが、「現在のイタリア右派政権はこの強制治療を復活させる改悪法案を提出しよう としています」とジャンニケッダさんはいう。この動きに対して、家族会や当事者組織は 猛反対をし、国会議員に働きかけ国会での審議に待ったをかけている。その運動の 先頭にたっているのが家族会に属する女性たちで、次のようなスローガンを掲げてい る。 
 「収容所回帰は許さない、もちろん、家庭を収容所にすることも許さない」 
 なお本セミナーは、千葉県市川市で精神疾患を持つ人々の社会復帰をめざす「NP O法人リカバリーサポートセンターACTIPS」と「NPO法人NECST」の主催で行われた。  
日本の「自立支援法」とは全然違い、精神科医が内部告発して、新たな法律を作るこ とに尽力したというのは、素晴らしいと思います。 イタリアに行ったことはありませんが、国民性はどうなのでしょうか? 精神疾患者に対して、地域で支援していくというの、住民の理解が無ければ難しいも のだと思います。 我が国のお偉いさんにも、イタリアの試み見習って欲しいものです。

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