[1134] イタリアのバザリア法の現状① 2008年11月25日 17時18分
国士無双 さん
こんにちは、国士無双です。
今日は公休日で午前中寝て過ごし、その後、年賀状の宛名印刷をしました。
今年来た年賀状は、銀杏関係の方からの年賀状が少なく、学生時代の友人が中にな
りそうです。
ところで、ご存知の方も多いと思いますが、イタリアで、1978年に「バザリア法」という
精神保健福祉に関する法律が制定されています。
制定30年後の「バザリア法」の現状についてのシンポジュウムが10月に千葉県であ
たようです。
ネットで探したら記事がありましたので、投稿します。
イタリアの“夢のような挑戦”―地域精神保健サービスの国際セミナー 三井マリ子 2008/10/19
千葉県市川市で16日、国際セミナー「イタリアの精神科医療改革を知ろう!」が、精
神疾患を持つ人々の社会復帰をめざすNPOの主催で行われた。セミナーでは、バザ リア財団理事長のジャンニケッダさんとジャーナリストの大熊一夫さんからの報告の
他、当事者や家族との意見交換の場も設けられ、活発なやりとりがあった。 2008年10月16日、千葉県市川市において国際セミナー「イタリアの精神科医療改
革を知ろう!」が開かれた。
イタリアから来日したバザリア財団理事長マリア・グラッツィア・ジャンニケッダさん
(社会学者)とジャーナリスト大熊一夫さんの報告後、当時者や家族会の方との活発
な意見交換があった。会場には終始熱心にメモをとる千葉県知事の堂本暁子さんも
いた。
イタリアでは1978年、精神病院をなくして精神疾患をかかえる人たちを地域で支え
る新たな試みがスタートした。その土台となったのがイタリア精神保健法の180号法
(バザリア法)だ。
イタリアは、この法律によって精神病院を新たにつくることを禁止し、同時に既存精
神病院への入院も段階的に禁止していった。さらには精神科医が行う強制治療にも
厳しい歯止めを設けた。
次に続きます。
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