[965] 工賃作業だけが作業所の役割か?① 2008年9月6日 15時10分
国士無双 さん
こんにちは、国士無双です。
又、国士無双のお得意のネット情報になってしまいますが書き込みします。
自立支援法の施行で障がい者の創作活動が後退しているようです。
問題提起するニュース記事ネットで見つけましたので、書き込みします。
障害者の創作活動が後退?
「自立支援法」で変化 9月6日(土) 信濃毎日新聞 県内の障害者福祉施設で、絵を描いたり陶芸をしたりする創作活動に取り組む余裕 がなくなってきている。2006年に障害者自立支援法が施行され、施設サービスの重
心が賃金作業に移ってきたためだ。創作活動は、自分をうまく表現できない障害者に
とって、コミュニケーションの手段を習得できる大切な機会にもなっていただけに、関
係者は苦慮している。
8月下旬、須坂市で障害者アートを支援する人材の養成講座があった。市内の4施 設からスタッフ7人が参加し、障害者とともに絵画の指導法を学んだ。この講座は、芸
術・創作活動を充実させようとする4施設の思いが発端。会場となった「須坂ひだまり
作業所」施設長の堀川照子さん(51)は「サービス利用の1割負担を求められる利用
者の工賃確保で、創作活動の機会が減っている」とこぼす。
自立支援法以前は「利用者全員が半日は賃金仕事で、あと半日は絵を描いたりする自由な創作活動などに充てられた」という。同作業所の利用者は昨年度から、介護
中心と就労継続支援に分かれたが、施設利用料の負担が増えた分を障害者が稼ぐ
ため、介護が中心の利用者でさえも、週5日のうち1日は終日、賃金仕事に充てるよう
になった。
障害者の文化・芸術活動は、長野冬季五輪後に開かれた1998年の「アートパラリ
ンピック長野」を機に、障害者の自己実現や社会参加の機会として理解され、広まる
ようになった。
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