[690] チャレンジド・パーソン⑫ 2008年5月13日 13時19分
国士無双 さん
国士無双です。
続きです。
つまりチャレンジドという、今道具がなかなか使いにくい人たち、不可能をたくさん抱え
ている人たちはまさに可能性の種を持っている人です。不可能をたくさんあればある
ほど科学技術に貢献をするわけです。そういう意味でプロップステーションには科学技
術とその科学技術をビジネスにしている人達にとってもっとも優秀な種がたくさん転が
っているところです。そういってああいう色々な応援を集めてくるわけです。でもそれを
非常に賢明な経営者は信じてくれます。今日明日のビジネスではないけれども10年後 に私たちはこれで本当にシェアを広げられるかもしれないと思うのです。日本の少子 高齢社会で見えにくくなった、聞こえにくくなった、歩きにくくなったというどこか人に手
助けがいるという人たちが増えた社会になります。今の強者が中心の道具ではもうビ
ジネスが成立しないだろうと自覚された経営者の方々が大変強い応援をしてくださっ
ています。さっきのニュースの中で養護学校にコンピュータの情報教育をというものが
ありました。大阪府下に40校の養護学校があります。これは一般の学校ではなく全て 障害を持つ子供達だけが学ぶ学校です。聾学校、盲学校、肢体不自由、知的ハンデ ィ、病弱の学校と5種類あります。この40校を全てをネットワークでつないで情報教育
の推進をプロップがやってほしいと大阪府から頼まれました。ところが人件費に該当
するお金しか予算は出せないと言われました。全部の養護学校をまわってみたら見た
らコンピュータ自身はまだDOSでまだウィンドウズが入っていなかったりしてみました。 煮染めたみたいな色の物で捨ててあるのかなと思ったらまだ現役だったりしました。し
かもインターネットにつながってはいるのですが4時間しか使えないと言われました。 一日4時間使えれば良いのではないかと言ったら予算は一ヶ月4時間だとわかりまし た。そんなところでどうやって人件費だけで状況を改善出来るのかこれは大変だと思
いました。ところが、ここで公的なお金を入れてしまうと公的にしばられてしまいます。
公の肩代わりをNPOがするのは変だと思いました。ですからこれはNPOマインドとして は企業などの民間と力を合わせて改善をして素晴らしい次世代のものを生み出さないといけないと思いました。そこでさっそく支援をして下さっている企業の皆さんに声をかけました。
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