[689] チャレンジド・パーソン⑪ 2008年5月13日 13時16分
国士無双 さん
国士無双です。
ついに11番目まできてしまいました。されど、続き、書き込みます。
しかし、今日本が目前としているのは未曾有の少子高齢社会です。少子高齢社会と
いうのは恐らく私の娘のような状態の人が限りなく増えていく社会だと思います。日本
の厚生労働省の統計ではあと15年も経たないうちに2家族のうち1人は必ず介護が必 要になるそうです。私は娘の介護を20年していますが平均睡眠時間が毎晩2時間か3 時間だったんです。本当に介護にまみれて生きてきました。そういう経験をしている私
にとって10数年後に2件に一人必ず介護の必要な家族がいるというのはひとごとでは ありません。それを支えてきて現に今、国立の療養所でお世話になっていて5、60万円 の毎月税金を投入出来る国なんてもうほとんど続かないです。私が娘のような状態に
なっても恐らくその時にはお尻をふいてくれる人も私が倒れ込むベッドもないだろう。
待っているのは働けない人を自然淘汰するという冷たい国なのかなと思っています。
そうならないためにどうしたら良いのだろうと一所懸命ない知恵を絞って考えた結果が
こういう形になりました。私はたくさんのチャレンジドに娘を通じて出会いました。チャレ
ンジとの中には色々な能力や思いや意欲が眠っているのだなと思いました。なかなか
それを発揮する事が出来ないです。しかし、ITやコンピュータ通信は個人を解放し、持 っている物をすべて外へ出していく事が出来るようになります。これはすごい道具だな
と思っています。ただし、まだまだ使いにくいです。現に私はコンピュータがまだまだだ
めです。大変失礼な言い方ですがコンピュータはまだ、あほです。私はやっと文字を
両手指一本でしか打てないのです。タッチタイピングが出来ません。字を探しながら打
ち、漢字の変換もわからないというレベルです。人間の挑戦ではなく私はこれは科学
の挑戦だと思います。こういう私が本当に不便なく苦労なく使えるようになった時コン
ピュータや科学が正しかったと言えるのではないかと思います。
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